1Day オープン・カンパニー参加学生募集
日頃よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
学生の方に「1Day オープン・カンパニー」の参加募集をご案内いたします。
参加してみたいと思う学生の方のご応募をお待ちしております。
1Day オープン・カンパニーテーマの説明(PDF版はこちら)
1. BNCT(ホウ素中性子捕捉治療法)用治療計画システム開発
- 業務説明
- 次世代のがん放射線治療法であるBNCTの病院併設加速器型治療装置を開発しています。BNCTは、ホウ素と中性子線を用いてがん細胞を細胞レベルでピンポイントに破壊する治療法であるため、綿密な治療計画が必要です。弊社は、ITエンジニアの立場で医学物理学と画像処理・数値計算を組み合わせ、高精度の治療シミュレーションを行うBNCT用治療計画システムを制作しています。
- オープン・カンパニーから学べること
- オープン・カンパニーでは、「やりたい」を具現化する研究開発システム制作の創造的思考力を体験いただけます。BNCTにおける加速器型治療計画装置の開発は、日本が世界をリードしており、国内でもまだ数カ所しか設置されていないため、国内での設置拡大や海外からの引き合いなど、今後の発展が期待されています。ITエンジニアとして、医学関係の先生や技術者の方々と交流する場面もありますので、やりがいのある業務です。
2. AIを活用した配送システムの開発
- 業務説明
- 物流業界の中でも特に運送や配送業では、深刻なドライバー不足、長時間労働による健康被害や交通事故発生など多くの問題を抱えています。弊社では、地元企業との研究開発により、こうした問題を最新のICTとAIで解決するシステムの実現をめざしています。ドライバーや運行を管理する人たちの負担を軽減するため、最適な配送ルートの作成や配送先変更によるルート自動調整、モバイル端末へのルート案内、他のドライバーや管理者との情報共有など、新たなサービスの実現へ挑戦しています。
- オープン・カンパニーから学べること
- 弊社では本開発のために、Googleマップ連携のAPIやAmazon AWSなど、最新のWebサービス技術の活用をはじめ、商品の特徴や販売・製造・在庫データを考慮した配送の最適ルート探索を行う独自AIの開発をめざしています。オープン・カンパニーでは、研究開発の一部に関わるだけでなく、実際にシステムのプロトタイプ端末を使用してルートを走行しながら体験していただきます。
これから研究開発すべき多くの要素技術が残っていますので、やる気のある方は入社後すぐに担当いただけます。
3. AIを活用した終活支援施策パッケージ「終活wellプラス+」の開発
- 業務説明
- 国の社会問題でもある孤独死は、核家族化が進む近年では、子どもたちは独立し親子別々で暮らすことが増え、高齢者世帯で夫婦のうちどちらかの死後、生活の中で誰とも関わらない「孤立」や「孤独」が原因とも言われています。茨城県の65歳以上の高齢者の割合は、30.8%と過去最高の数字が発表されています。特に県北地域は深刻で、大子町では50%以上が高齢者となっています。さらに世界の高齢者の割合では、世界トップの29.1%と2位のイタリアの24.5%を大きく上回っています。
このような状況から弊社では、2年前から茨城県を中心とした超高齢化社会問題を解決するために「終活wellプラス+」の開発に取り組み、地域の企業と共に「終活セミナー」を開催しています。参加者の多様な個人の生活・行動データをAIにて分析し、特性に合わせたイベントや教室に参加して頂くことで、新たなコミュニティを形成し、社会への参加を促進させ、孤独死問題を解決する仕組み作りや「終活」に対する不安指数の見える化を進めています。 - オープン・カンパニーから学べること
- 超高齢化社会で起こり得る問題を洗い出し、原因を分析し、対策を考えていただきます。
対策後、「終活」の項目でもあるお金、保険、健康、手続き、遺言、相続、葬儀などの不安指数がどのように改善されたか見える化を図ります。
自分のアイデア次第で、社会問題を解決し、地域に貢献できるので、「達成感」や「やりがい」を感じることができる業務です。
4. 業務系システム開発(ITソリューション業務)
- 業務説明
- 業務系システム開発は、様々な業種のお客様が抱えている問題や課題をITで解決していく業務です。業務の効率化、業務改善、品質の向上等々、様々なビジネスシーンではそれぞれ異なった特有の問題・課題があります。それらの問題や課題を分析し、お客様と一緒に考えながらハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データ管理等のIT要素を組み合わせてお客様と一緒に問題を解決し、ビジネス成長を目指していくのがITソリューションです。
システムは人と業務を結びつけるためのインターフェースです。システムがお客様の業務と上手く融合した上で相乗効果を発揮し、従来の業務スタイルを変革させることが目的ですので、お客様から「作業効率が向上した」「ミスが減少した」「業務が改善できた」等の評価を頂くことが出来れば、IT化は成功したと言えます。お客様に満足して頂けるシステムをノウハウやアイデアを駆使しながら構築していく業務、それがITソリューションです。 - オープン・カンパニーから学べること
- システム化の鍵を握るのは、上流工程の業務分析や要件定義です。お客間が抱えてる問題や課題を的確に捉えるとともに、解決手段を適切にアプローチしていくことが成功の秘訣となります。オープン・カンパニーでは、システム開発工程の流れと内容を理解して頂いた上で、上流工程における問題・課題を捉えるためのアプローチ方法について体験していただきます。
5. パッケージソフトの開発
- 業務説明
- ①葬祭施行支援システム「藤」
葬祭業様が施行する葬儀において、お客様との打ち合わせやお見積からご精算までの書 類作成を短い期間で行う葬儀担当職員の業務負担の軽減、および職員間の伝達情報の効率化やペーパーレス化、葬祭業様の経営戦略や斎場の利用傾向などの分析を目的として開発しました。
また、藤はクラウドシステムであり、専用端末の設置や初期設定が不要で、インターネットが利用できる環境であれば、PCやタブレットなどの端末からいつでも利用できる製品です。葬祭業様のヘルプデスク対応やより使い勝手の良い製品にするための検討を日々行っています。
②介護福祉支援システム「カイサポ」
介護施設の従業員や、施設を利用する方、そしてそのご家族の課題をITでまとめて解決するサービスです。介護職員の業務は、利用高齢者の生活のサポートだけでなく、介護記録の作成、施設利用に要した費用の計算や請求など多岐にわたります。職員が利用者のサポートに専念できるよう、介護現場の業務を電子化し効率化するシステムを開発しました。
また、電子化した介護情報を利用者やご家族とモバイル端末で共有できるアプリの開発も行っています。介護にかかわる人々が、シームレスな情報共有により高齢者のきめ細やかなサポートを行える環境を提供しています。 - オープン・カンパニーから学べること
- パッケージソフトとして他商品との差別化、およびより良い商品にするための発想力を鍛える練習を体験していただきます。弊社のパッケージソフトは、完成したら終わりではありません。常に世の中の動向やセキュリティ対策などに注力しながら、もっと快適に利用できるようシステム更新や改良を行い、安定的な安心感・快適性を提供することで、パッケージソフトをご利用頂いているお客様との信頼を深めることができ、感謝されることに喜びを感じられる業務です。